がんと診断された患者は、がんという病気そのものだけでなく、がんによって引き起こされたつらい気持ちや不安にも直面している。しかし、がんを治療する医師は患者の精神面については手も気も回らないことがほとんどではないだろうか。がん患者に対してこころのケアを提供する精神腫瘍学(サイコオンコロジー)という専門的な領域がある。名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野教授、明智龍男氏に、がんや治療が難しい病気の患者の心理について聞いた。

医師が見逃しがちな"心の苦しみ" その理解のために

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